ステッピングモータはサーボモータと違う? skysmotor.com
先ず、 ステッピングモータについて紹介させていただきます。モータ自身が高精度な位置決め運転を出来るようにデザインされています。モータドライバはパルス発振器からのパルス列信号のタイミングを元に、モータに対してコントロール信号を生成します。モータはデザインされたステップ角で回転します。
パルス発振器、ドライバ及びモータでオープンループコントロール方式を築くだけで、簡単に高精度な位置決め運転を行うことができるモータですけど、エンコーダを使用してクローズループコントロール方式にすることにより、誤差補正を行い精度を向上することも可能になります。
次はサーボモータです。サーボモータは回転検出器(エンコーダ)を搭載し、モータ軸の回転位置と速度をドライバにフィードバックする仕組みを持つモータのことです。モータドライバは、電圧信号(位置及び速度指令)とフィードバック信号(現在位置及び速度)の誤差を算出し、この誤差を0にするようにモータ回転をコントロールします。
ドライバ、モータ及びエンコーダでクローズドループコントロール方式を築くことで、高精度な位置決め運転を行うことのできるモータです。一般的にDCモータ、ACモータと呼ばれるモータにエンコーダを取り付けたものです。製品によってはフィードバック信号をモータドライブで受け取り、コントロール信号はオープンループコントロール方式と同様にパルス信号によって動作するセミクローズループコントロール方式があります。
前の編:HB型モータの構造と動作
次の編:クローズドループステッピングドライバーに関すること
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