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ステッピングモーター逆相励磁ブレーキ原理 skysmotor.com

逆転ブレーキの様子を下図に示します。ステッピングモーターの位置決め点は B 相、つまり最終停止位置は B 相です。ロータは A 相で励磁されているため、A 相を OFF にし、B相が励磁され、ロータはA相安定点からB相安定点まで動作します。これが動作すると、ローターは B 相の平衡点を超え、安定するまで平衡点で前後に振動します。
 
一方、ロータをA相からB相に動作させると、B相の巻線が励磁されてOFFとなります。B相が安定したある瞬間に、A相励磁はA相ブレーキによりロータの運動エネルギーを消費し、B相に励磁を与え、B相安定点で停止します。したがって、上図のようにオーバーシュートのないローターは徐々に停止していきます。このとき、ブレーキ励磁電流を開始する瞬間と制動時間は制動効果に大きく影響します。したがって、ブレーキ効果を得るには、ロータの速度または位置信号をフィードバックして閉ループ制御を行い、いつブレーキを逆励磁するかを決定する必要があります。

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